当金庫は、千葉、茨城両県にまたがる地域(31市5郡)を事業区域として、中小企業や地域のみなさまが会員となり、互いに助け合い、共に発展していくことを基本理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。
地域のお客さまからお預かりした大切なご預金(預金積金)をお守りするのはもちろんのこと、地域で資金を必要とするお客さまにご融資を行い、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として中小企業や地域のみなさまとの強い絆によるネットワークを形成し、地域経済の持続的発展に努めています。
また、単に金融機能の提供にとどまらず、文化、環境、教育といった幅広い分野での活動・支援も業務の一環として、地域社会の活性化に積極的に取り組んでいます。
当金庫の2024年3月末の預金積金残高は522,225百万円です。お客さまからお預かりしたご預金は、地域のお客さまからの当金庫への「信頼の証」であると考えます。
当金庫では、お客さまのニーズにお応えするための各種預金商品を取り揃えています。当金庫の取扱商品については、以下のページをご覧ください。
当金庫は、出資者である会員のみなさまへのご融資を基本として、地域の中小企業、個人のお客さま、そして地域社会の健全な発展に向けて、より多くのお客さまにご利用いただける融資を心掛けています。
地域のお客さまの様々な資金ニーズに応え、2024年3月末の貸出残高は166,084百万円となっています。
当金庫の融資商品については、、以下のページをご覧ください。
地域のみなさまからお預りしたご預金は、ご融資のほか有価証券等で運用しています。
2024年3月末の有価証券の残高は、国債22,337百万円、地方債42,490百万円、社債56,872百万円、株式・その他の証券80,038百万円など合計201,738百万円となっています。
お取引先企業等への定期訪問から、企業ライフステージにおける様々な課題・ニーズ等を的確に把握することに努め、課題解決のための適切なサービス・商品等をご提供するなど、お客さまの発展に寄与することを目指した金融仲介機能の発揮に努めています。
当金庫で取り組んでいる経営サポートの詳細は、以下のページをご覧ください。
新たに事業を立ち上げる方や創業間もない方の支援に積極的に取り組んでいます。
当金庫では、創業資金のご融資だけでなく、創業までの準備や創業計画書の作成サポート、創業後のフォローを大切にしており、専門家の紹介やビジネスマッチング等による継続的なご支援により、事業が軌道に乗るようお手伝いしています。
2023年度も、地方公共団体や外部関係機関等と連携したサポート活動を行い、当金庫営業エリア内の創業機会の増加に努めました。
お取引先企業のさらなる成長と発展をサポートするため、販路開拓等の売上増加や、商品・サービス等の付加価値向上に資する本業支援についても積極的に取り組んでいます。
また、お取引先企業が抱える課題・悩み等に対し、専門的な目線からのアドバイス・解決策が提案出来るよう、外部機関・外部専門家と連携したサポートも実施しています。
2023年度も、「第6回旭ウレシイ商談会」を開催し、24先の事業者の方々に参加いただき、42件の商談が行われました。
お取引先企業の経営改善を後押しするため、経営改善計画の策定支援に取り組んでいます。また、実効性のある経営改善支援活動につなげるため、外部機関・外部専門家とも積極的に連携を図っています。
当金庫では、お取引先企業のライフステージに発生するさまざまな課題に対する解決策を検討・提案することを目的に、本部および営業店が連携して支援する態勢を構築しています。
地域における円滑な事業承継を推進するため、「千葉県事業承継・引継ぎ支援センター」と連携した事業承継の個別相談会を毎年開催しています。また、「千葉県弁護士会」、「千葉県中小企業診断士会」と連携し、お客さまに応じた専門家の紹介も行える体制としています。
M&A支援については、M&A仲介会社と連携して取り組んでいるほか、近隣エリアでの小規模なM&Aの実現を支援する独自サービス「ちょうししんきんM&Aサポート」に取り組んでいます。「事業承継」と「事業の発展」という2つの課題を解決することで、「雇用の維持」と「地域経済の活性化」を実現することを目指し、専門家と連携しながら一貫したサポートを行っています。
「お金の使い方を学ぼう!」をテーマに、銚子市内の全小学校11校で金融教育出前授業を行い、延べ325名の児童にお金の役割や使い方について学んでいただきました。今後も「未来を担う子供たちへの金融教育・教育機会の提供」を目的に、積極的に取り組んでまいります。
地域の高等学校にて、進学を控えたお子さまを持つ保護者の方を対象に、大学進学に係る費用について理解を深めていただくことを目的とした「教育資金についての説明会」を開催しています。
「地域のお客さまへ、日常の暮らしに直結する様々な情報をご提供すること」を目的に、2018年度から「ウレシイくらしのセミナー」を各地区で開催しています。2023年度は、銚子会場、茨城地区、旭会場にて「終活」をテーマに開催し、延べ102名のお客様にご参加いただきました。
国際的に温室効果ガスの排出量削減に向けた取組みが進められているなか、中小企業においても脱炭素の視点を織り込んだ経営(脱炭素経営)の重要性が高まっています。当金庫では、「省エネルギー設備投資に係る利子補給金」事業の指定金融機関として、省エネ診断や各種補助金申請のサポートを含め、脱炭素経営に向けた支援に積極的に取り組んでいます。
当金庫のSDGsへの取組みの一環として、電気自動車など環境にやさしい車を新車で購入する方、オール電化等のエコ設備を修繕・購入する方を対象に金利割引を実施しております。詳しくは営業店窓口または営業担当者までお問い合わせください。
「ゴミのない美しい環境作りと地域貢献」を目的に、銚子市の君ヶ浜海岸清掃や、各営業店で地域の清掃活動を行いました。
お取引先企業のライフステージに応じた質の高い金融サービスを提供するため、職員のコンサルティング能力向上にかかる金庫内研修の実施や外部研修への派遣を積極的に行っています。
ちょうししんきん若志の会とは、経営者または次世代経営者の皆さまの出会いの場、人脈作りの場、情報交換の場、継続して経営を学ぶ場、そして成長していくことを目的とした銚子信用金庫が運営する会員制の会です。
地方経済が低迷を続ける中、少しでも地域の事業経営者のみなさまに現状打開のヒントとなることを願い、ちょうししんきん経営セミナーを開催しています。(2020・2021年度は、コロナ禍のため開催を見送りました)
地域振興・地域活性化に向けた活動を業務の柱のひとつに据え、営業エリア内の市町村が進めている地方版総合戦略の施策実施に対して、積極的に参画・協力しています。
また、地域との連携の更なる強化を図るべく、地域の活性化や地域社会の発展に資することを目的とした包括的な連携協定を銚子市、旭市、匝瑳市、勝浦市、いすみ市、茂原市、東金市、鹿嶋市(順不同)と締結しています。
地域に住む人々に焦点をあてたコミュニティトラベルガイド「銚子人」の出版に向けた活動に協力させていただきました。
「銚子人」は、銚子出身の若者が、自分が育った故郷である銚子のまちを元気にするために何かできないかという思いが制作のキッカケで、地域の「人々に出会う旅」を提案するガイドブックにより、観光客を誘致し、銚子の活性化につなげていくことを目的としています。
コミュニティトラベルガイドブック「銚子人」は、平成27年3月に出版されました。
銚子円卓会議にて受け入れた「みんくるプロデュース-地域診断プロジェクト2014@銚子-」の現地スタッフとして参加協力しました。(平成26年8月)
地域社会の発展と学術の振興に寄与することを目的とした「包括連携協定」を千葉科学大学と締結しました。
今回の千葉科学大学との包括連携協定を基に、更に積極的に地域活性化に向けた取組みを展開し、地域に貢献してまいりたいと考えています。(平成26年5月28日)
行政や経済団体、NPO法人等で構成する「銚子円卓会議」に、当金庫は委員として参加しています。(平成25年9月)
銚子円卓会議では、地域貢献型電子マネーカードの機能を活用した地域通貨「すきくるスター」による地域活性化に向けた市民活動を行っており、当金庫では、その認知度向上を目的として、銚子市内の5店舗に情報提供端末機兼寄付端末機(通称:こちょっぴー)を設置しています。(平成26年1月)
地元高校生が10年後の銚子を考えるプロジェクト「Meetミライ2013」の開催支援と、討論会・ワークショップに参加させていただきました。
プロジェクトで制作した冊子「ミライへの約束」では、10年後に向けて何をしていくべきかを提案するとともに、銚子で暮らす人同士の「約束事」として、広く銚子市民が約束を表明することをお願いしています。
当金庫は、銚子市民への周知活動として市内店舗の店頭に冊子「ミライへの約束」と投函ボックスを設置するなどして協力しました。(平成25年8月)
平成24年5月に駒澤大学・立正大学・桜美林大学の3大学ゼミが合同で「銚子地域の活性化プロジェクト」を開始しました。当金庫は地域協力機関として庫内に事務局を設置し、活動をサポートさせていただきました。
3大学ゼミの学生約100名は、6月から統計データ分析とプランの草案作り、8月27日~30日には調査・研究のまとめと総合的振興プラン策定に向け銚子市での合同合宿、合宿最終日には「銚子市保健福祉センターすこやかなまなびの城」を会場にシンポジウムを開催し、研究結果と活性化プランの発表を行いました。
発表された活性化プランは、「食の商品開発」「イベント企画」「情報発信(うわさ)」「情報発信(情報誌)」の4つのカテゴリーから成り立っており、既に実現しているプランもあります。(平成24年8月)
当金庫では、100周年記念事業のひとつとして、さらに踏み込んだ地域活性化活動を行うため、平成22年6月より、地域振興コンサルティングのノウハウを持つ信金中央金庫と協同で「銚子市観光振興コンサルティング事業」を開始しました。
当該事業では、銚子市の観光活性化に向けた提言を実施することを目標とし、取組み開始にあたっては、当金庫と信金中央金庫に加え、銚子市役所、銚子商工会議所、銚子市観光協会、千葉科学大学など市内関係団体で構成する「銚子観光振興協議会」を設置し、同協議会で各種調査・研究結果について協議・検討することで施策の有効性・実効性をより高める体制としました。
平成23年7月20日に、調査・研究・検討結果の最終報告会を開催し、銚子市観光活性化に向けた提言として、1.各団体との連携強化、2.具体的な取組み策、3.実行する際の事業プログラム、4.銚子信用金庫の役割などについて、地域金融機関としての独自の視点を盛り込んだ観光振興施策を発表させていただきました。また、約9ヶ月にわたる各種調査・分析結果や具体的な施策提案をとりまとめた「銚子市観光振興コンサルティング事業報告書」を発刊し、観光事業活性化の提言書として銚子市役所をはじめ関係団体への配付を行いました。(平成23年8月)
当金庫の営業店から寄せられる情報をはじめとして、各種収集情報をもとに、当金庫営業地域の景況について、平成16年7月からレポートをとりまとめています。
2023年度からは、ホームページ上にて四半期毎の掲載とさせていただいております。
「地域密着型金融推進計画」を策定し、中小企業金融の円滑化と地域経済の発展に向けて取組んでいます。
「地域密着型金融推進計画」の具体的な取組みについては、6月に発行する会員向け「業務のご報告」、7月と11月に発行するディスクロージャー誌のほか、当金庫ホームページに掲載し、地域や利用者のみなさまに対する情報発信に努めています。
地域のみなさまのご要望に応えるべく、各種商品・サービスの提供や地域貢献活動に努めています。
各種の情報提供については、当金庫営業店でのポスター・パンフレットをはじめとして、当金庫ホームページ・ディスクロージャー誌への掲載、プレスリリースを通しての提供など、幅広い手段による情報発信に努めています。
地域の健全な事業を営む事業者および個人に対して必要な資金を円滑に供給していくこと、ならびに地域の事業者の経営相談・経営指導および経営改善に関するきめ細かな支援に取り組むことは、ちょうししんきんの最も重要な役割の一つであると認識し、適切なリスク管理体制のもと、金融仲介機能の発揮に取り組んでいます。
当金庫の地域金融円滑化の取組みについては、「地域金融円滑化のための基本方針」のページをご覧ください。
ちょうししんきんでは、経営理念である「地域の最良のパートナーとして、常に地域とともに歩む」の精神のもと、地域金融機関としての機能を強化し、中小企業等に対する継続的な経営支援や金融支援を実施するなど地域経済の発展に寄与することにより、「地域にとって不可欠な金融機関」を目指し、地域密着型金融の推進に取り組んでいます。
当金庫の地域密着型金融推進計画については、「「地域密着型金融推進計画」について」のページをご覧ください。