当金庫の活動の起点は「地域」であり、地域・お客さまと当金庫とは、一種の運命共同体と言えます。当金庫がより緊密に地域・お客さまとの関係を創り上げ、絶対的な信頼関係を築いていくことにより共に悠久の発展を遂げることを願っております。
『最良のパートナー』とは、まさに地域(お客さま)との「絶対的な信頼関係の構築」を目指すものであり、『常に地域と共に歩む』とは、「地域(お客さま)と共に悠久の発展をする」という決意表明です。
いかなる状況下においても、あらゆる局面に対し組織として的確かつ迅速に対応していくためには、当金庫自体が高い柔軟性を備えていることが前提となります。
また、信用金庫の独自性を発揮するためには、これまで以上に業務の遂行や課題解決など、組織活動の全般にわたって、当金庫の創造性を高めていくことが必要となります。
今後、当金庫は、役職員の経験・知識を集積、共有しつつ、新たな「組織としての知識」を創出し、当金庫自体の創造性を高め『地域金融機関としての使命を全う』してまいります。
はじめに『秀れた人材』ありき、というより、むしろ人(役職員)は、その育成の仕方・処遇などにより、誰もが『秀れた』存在になり得る可能性を常に秘めているはずです。
人材の育成については、高い先見性と明確な目的をもって、組織を挙げて取組んでまいります。
『豊かで活力あふれる未来』とは、「地域・お客さまの…」「当金庫の…」「職員の…」という言葉の全てを内包させています。
基本的な考え方は経営理念の順に各二項ずつがこれに対応しています。現状を踏まえ、近い将来に当金庫が目指すべき姿をより具体的にイメージしています。
行動指針は経営理念・ビジョンを踏まえ、当金庫の役職員がどのように行動すべきかをシンプルかつ明快に表現したものであり、地域・お客さまへ向けての宣言としています。
2021年4月にスタートさせた新三か年計画「Shinking 2030」では、「当金庫が5~10年後に目指す姿」を定めました。そして、その実現に必要となる優先度の高い6つの重点事項を掲げ、トライアル&ラーンを繰り返しながら、目指す姿に近づくことを方針としています。
目指す姿に向け、役職員が一丸となって取り組み、地域の持続的な発展に貢献してまいります。
「Shinking 2030(シンキング ニーマルサンマル)」の「Shinking」は、「Think」と「信金」を合わせた造語です。
そこには、「常に、ちょうししんきんらしく、”信用金庫らしさ”を考え続け、追い求めていく」という想いを込めています。
地域に根差した協同組織金融機関である”信用金庫”らしく、地域との持続的な発展を目指してまいります。