ブックタイトル銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2017

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概要

銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2017

32 Choshi Shinkin BankPROFILE 2O17内部管理態勢 ・ リスク管理態勢理 事 会統括:総合企画部リスク統括課ブロック営 業 店(最終意思決定機関) 監事 ・ 監事会(業務 ・ 会計監査)監査部(内部監査)監査法人(外部監査)(審査部)信用リスク管理(総合企画部経営企画課)自己資本管理(総合企画部リスク統括課)統合的リスク管理(総務部経営管理課)顧客保護等管理(審査部)金融円滑化(管理部資産査定課)資産査定管理(総合企画部主計課)流動性リスク管理(事務統括部事務開発課)オペレーショナル・リスク管理コンプライアンス委員会融 資 委 員 会A L M 委 員 会オペレーショナル・リスク管理委員会(総合企画部リスク統括課)市場リスク管理(平成29年6月末現在)(総務部経営管理課)法令等遵守常勤会経営に関する重要事項( の審議・決議機関) 現在の金融環境は、リスク管理の巧拙が、金融機関の将来を左右するといっても過言ではありません。当金庫では、経営の健全性を維持しつつ安定的な収益を確保するため、リスク管理を経営課題のひとつとして位置づけ、リスクの適切な管理・運営に努めています。 具体的には、リスクの種類ごとに定めたリスク管理方針に基づき、各リスクの状況を各々の担当部署が適切に把握、必要に応じて各種委員会において対応策等を協議しているほか、各リスクを統合的に管理する部署(統合的リスク管理部門)を設置し、金庫全体のリスクを一元的に管理できる態勢を構築しています。 なお、各種リスク量等については、統合的リスク管理部門から常勤会へ定期的に報告されるほか、リスク管理に関する重要事項は、最終意思決定機関である理事会に付議・報告されています。内部管理 ・ リスク管理体制図内部管理 ・ リスク管理への取組み統合的リスク管理の概要 統合的リスク管理とは、金融機関の直面するリスクをそれぞれの種類ごとに評価したうえで、そのリスクを合算するなど総体的に捉え、自らの経営体力と比較・対照することによって、自己管理型のリスク管理を行うことをいいます。 当金庫では、自己資本からストレス時の備えを控除した残額を配賦可能資本と定め、その範囲内で主要なリスク(①信用リスク、②市場リスク、③オペレーショナル・リスク)に対して、リスク限度枠を設定しています。また、それぞれのリスク限度枠の範囲内で収益活動(貸出金業務、有価証券運用業務等)を行うことにより、全体のリスク量を経営体力の範囲内にコントロールしています。 これらのリスク限度枠については、年度ごとに収益計画や経営体力を勘案して、ALM委員会および常勤会で審議のうえ、最終意思決定機関である理事会において決定しています。なお、リスク量の状況については、収益部門から独立した統合的リスク管理部門が計測し、常勤会を通して経営陣等に定期的に報告、さらに常勤会では必要に応じて随時、対応策の審議、指示・決定を行うなど、実効的なリスク管理を実施しています。