ブックタイトル銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2016

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概要

銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2016

4 Choshi Shinkin Bank PROFILE 2O16事業の概況事業の概況事業方針 平成27年度は、中期経営計画(平成27年度~平成29年度)の目的と方針としてそれぞれ掲げた「地域のお客さまからの圧倒的な信頼の獲得」、「人口減少・少子高齢化の進行と他行との競合激化など厳しい経営環境が見込まれるなか、当金庫が地域に必要とされる金融機関であり続けるため、お客さま・地域との長期継続的な関係を築くための営業態勢を構築することにより、経営基盤のさらなる強化を図る。」に基づき、取引シェアの拡大および取引内容の拡充に努め、収益力の強化を図るための施策を展開してまいりました。 また併せて、営業推進部地域振興課を主管部署として、行政や外部団体等と連携して地域活性化に向けた活動に取り組むとともに、平成26年12月に閣議決定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえ、地方公共団体が策定する「地方版総合戦略」に積極的に関与してまいりました。 今後も、地域金融機関として、信用金庫らしい営業活動を追求し、取引の裾野拡大、取引内容の質的向上に努めてまいります。金融経済環境 国内経済は、企業の底堅い収益環境や雇用・所得環境での改善など、デフレ脱却・経済再生に向けて緩やかな回復基調が続いているものの、年明け以降は、原油価格の一段の下落および新興国・資源国経済に対する先行き不透明感などにより金融市場が世界的に不安定な動きとなったことから、日本銀行が「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入に踏み切り、企業や家計の経済活動への好影響が及ぶよう期待されているところです。 また、地方においては、人口減少・少子高齢化の進行などの課題に対し、各地方公共団体は「地方版総合戦略」の策定を行い、平成28年度から具体的な事業を本格的に推進することとなっており、当金庫も関係機関と連携のうえ、地域活性化に積極的に関与していくことが必要であると認識しております。業績 業容面では、預金残高は個人向け国債の償還金に対する定期預金の推進および夏季・冬季の定期預金キャンペーンの実施などにより、前期比8,842百万円(1.88%)増加の478,408百万円となり、期中平残でも同15,973百万円(3.43%)増加の481,564百万円となりました。 貸出金残高は、事業者のお客さまには創業支援事業への参画やものづくり補助金の活用などライフステージに応じた資金の需要喚起による融資を推進し、個人のお客さまには金利割引制度を利用した住宅ローンをはじめ、教育ローンやカーローンについても特別金利でのご提供を行った結果、前期比817百万円(0.58%)増加の139,338百万円となり、期中平残は同671百万円(0.48%)減少の138,631百万円となりました。 収支面では、貸出金利息や有価証券利息配当金など資金運用収益の減少により、経常利益は前期比53百万円減少の1,844百万円となりました。また、当期純利益は、同40百万円増加の1,746百万円となりました。 諸比率では、自己資本比率は、前期比0.52ポイント上昇の13.18%となり、不良債権比率は、前期比1.82ポイント低下の7.82%となりました。普通出資配当 決算状況等を踏まえ、当期は1%配当といたしました。事業の展望及び対処すべき課題 経営環境の変化が著しい状況下、地域と運命共同体である当金庫は、中期経営計画の目的に掲げた「地域のお客さまからの圧倒的な信頼の獲得」を達成することが、将来の当金庫の存在意義を確保するものであると認識しております。 地域金融機関として、「地方版総合戦略」の遂行に積極的に関与するなど地域活性化に向けた継続的な活動を実施するとともに、より信用金庫らしい活動を追求することにより、お客さまのライフサイクル・ライフステージに沿った適時適切な商品・サービスの提供に努めてまいります。内部統制基本方針 当金庫は、信用金庫法第36条第5項第5号の規定に基づき、理事会の決議により「内部統制基本方針」を定めるとともに、その適切な運用に努めております。