ブックタイトル銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2014

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概要

銚子信用金庫のすべて CHOSHI SHINKIN PROFILE 2014

事業の概況Choshi Shinkin Bank PROFILE 2O14事業の概況事業方針平成25年度は、中期経営計画となる新三か年計画の中間年度にあたり、前年度に引き続き、当該計画の目標に掲げた「地域のお客さまからの圧倒的な信頼の獲得」を目指し、「お客さまを知る」、「お客さまと接触する時間を増やす」、「当金庫を信頼してくれるお客さまを増やす」、「お客さまのニーズに合った(お客さまに喜ばれる)商品を提案する」、「役職員全員が目指す方向性を共有する」、「目的実現のための課題を必ず達成するための仕組みを整える」を各施策の柱として、総合的な営業力の強化に努めてまいりました。また、当金庫の営業エリアは、人口減少および少子高齢化が進む典型的なエリアであることを踏まえ、平成25年4月に地域振興課を新設し、外部団体等と連携した地域活性化への取り組みおよび個々のお客さまに対する金融仲介機能・コンサルティング機能の発揮など、地域の活性化に向けた活動を業務のひとつの柱として育てていくことを目的に営業活動を展開してまいりました。今後も、地域金融機関として、信用金庫らしい営業活動を追求し、取引の裾野拡大、取引内容の質的向上に努めてまいります。貸出金残高は、事業者のみなさまには信用保証協会保証付融資のほか、ものづくり補助金などを利用した設備資金の需要喚起による融資を推進し、個人のお客さまには金利割引制度を利用した住宅ローンをはじめ、教育ローンやカーローンについても特別金利でのご提供などを行ってまいりましたが、資金需要の低迷などにより、前期比3,403百万円(2.30%)減少の144,216百万円となり、期中平残でも同8,043百万円(5.31%)減少の143,168百万円となりました。収支面では、貸出金利息や有価証券利息配当金など資金運用収益の減少があったものの、貸倒引当金などその他経常費用の減少により、経常利益は前期比399百万円(32.04%)増加の1,645百万円となりました。また、当期純利益は、同209百万円減少の1,279百万円となりました。諸比率では、自己資本比率は、前期比同率の12.24%となり、不良債権比率は、前期比0.39ポイント低下の9.58%となりました。普通通出資出配資当配当決算状況等を踏まえ、当期は1%配当といたしました。金融経済環境境平成25年度は、政府が打ち出した「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の「3本の矢」による一体的推進から、個人消費、住宅・公共投資の増加に加え、設備投資にも回復の動きが広がり、日本経済は内需を中心に回復の兆しが見え始めております。他方、地方経済においては、景気回復の効果は十分浸透しておらず、少子高齢化および人口減少の加速に加え、未だ原発事故の間接的被害が継続するなど、依然として厳しい状況が続いております。事業の展望および対処対すべき処すべき課題課題人口減少および少子高齢化が進む環境下において、地域と運命共同体である当金庫は、新三か年計画の目的で掲げた「お客さまからの圧倒的な信頼の獲得」を達成することが、将来の当金庫の存在意義を確保するものであると認識しております。地域金融機関として、地域活性化に向けた継続的な活動やより信用金庫らしい活動を追求することにより、金融仲介機能およびコンサルティング機能の発揮、ならびに適時適切な商品・サービスの提供に努めてまいります。業績績業容面では、預金残高は個人向け国債の償還金に対する定期預金の推進および夏季・冬季の定期預金キャンペーンの実施などにより、前期比6,172百万円(1.38%)増加の452,348百万円となり、期中平残でも同8,360百万円(1.87%)増加の454,441百万円となりました。内部統制基本本方針方針理事の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制、その他金庫の業務の適正を確保するために必要なものとして信用金庫法施行規則第23条に定める体制の整備のため、「内部統制基本方針」を制定し、その適切な運用に努めております。4